待ち合わせで、ウッカリ本を読んでたら大変なことに。
かつて2万軒はあった全国の書店さんが、今や半分。
地方の町のちっさい本屋さんなんてさ、その土地で唯一、東京で流行ってモノを感じられる場所だったわけ。
テレビじゃないんだよね。
そこは。
まー、ブックオフさんのせいもあるけど、まだ本を買ってくれるだけ嬉しいの。
だってな、電車で本読んでる奴がいるかって話よ。
見かけた事ある? 最近。
この前なんてな、ウッカリ待ち合わせ場所で読みかけの本を読んでたのよ。
そしたら、やって来た若い子ちゃんが、ポカンとした顔で、えーっ?? なんで本なんて読んでるんですか、頭大丈夫ですか?
ってな勢いで、真剣に眺めてくるわけ。
ちょっと前なら、意外と知的ですね、なんて小道具になってた本が、もはや危ない人扱いされちゃうアイテムになってる!
大丈夫か、日本。つーかオイラほうがあぶねーよ。
もう、崩壊寸前。
毎日毎日、涙腺崩壊寸前。