編集者という不治の病の始まりの始まり。
もうね、毎日毎日、腐る程届くわけ。
作家になりてぇなんて、思い違いを起こす連中数多の、呪いのカタマリ。
一応、文芸ってジャンルに配属されて、毎日がウヒョーなわけ。絵にかいた様な、編集者生活の始まりですよ。
売れてる作家先生には、他社の編集者を如何に出し抜いて仲良しごっこ。
そのためには経費なんてぇ切り放題!
パイセンなんてね、経費が年収超えた、とかふつーに吹かしてるから。
ヌルーい時代だねぇ。
その反動からかなぁ、新人賞に応募されてくる数多の脱糞原稿に、これでもかって、大鉈を下ろしまくって、それでも気が済まない時には、どこぞの新人賞を取って、全然売れない作家の持ち込み原稿を、これでもかって、こき下ろして。
今思うと、そんなに悪くなかったかも知れないのよ。
正直そんなに差、なんてもんはねぇもん。
いや、本当はあるの。あるとは思う。でもね、そんなん簡単に説明出来たら、オイラこんなところで、こんな事書いてねぇから。
でもさ、あん時に、ウッカリ新人賞とか貰って、未だに春樹とか目指して人生棒に降ってる人なんてウヨウヨしてるもんねぇ。
だからさ、バッサリ切ってあげた方が親切だったと思うよぉ。
アンタさぁ、才能無いよ、
なんてぇ、どの面下げて言ってたんだろーねぇ。アハハー。